『Jackson Browne来日公演』at 昭和女子大学人見記念講堂
2008 11 26
ジャクソン・ブラウンが大好きだった
ジャクソン・ブラウンを聴いていたのは、もうかれこれ30年以上前のこと。
彼の少し枯れ気味の声が好きだった。
彼の繊細なまでの歌詞が好きだった。
心の奥にまっすぐに届く彼の歌が、大好きだった。
「聴く」というより、「聴き込む」と言ったほうがいいのかもしれない。
高校生から大学生の頃、誰かを好きになっては聴き、
失恋しては聴き、人生に悩んでは聴き、いつもジャクソン・ブラウンの音楽がそばにあった。
レコード盤に針を落とし、音に耳を傾け、歌詞を読みながら、何度も泣いた。
とくに「Late For The Sky」では本当によく泣きました。
今でもイントロを聴いただけで泣けます。
そんな頃もあったのです。
1972年のデビューアルバムから『For Everyman』
『Late For The Sky』『The Pretender』『Running On Empty』『Hold Out』。
私が聴いていたのは1980年の『Hold Out』頃まで。
私のジャクソン・ブラウンはそこで止まってしまった。
ベスト盤を除けば、2005年の『Jackson Browne Solo Acoustic Vol.1』まで、
彼の音楽はほとんど聴いていなかったのです。
80年代、デヴィッド・ボウイもブルース・スプリングスティーンもローリング・ストーンズも
3曲歌っただけで帰ってしまったジョー・コッカーも見てるいるというのに、
あんなに好きだったジャクソン・ブラウンのコンサートだけは、
今まで見たことがなかったのです。
ジャクソン・ブラウンも今年で60歳。
ようやく彼のライブを見ることができます。

●念願だっジャクソン・ブラウンのコンサート
11月22日、昭和女子大学人見記念講堂で行われた
ジャクソン・ブラウンの来日コンサートへ行ってきました。
彼にとっては6年振りのニューアルバム
『Time The Conqueror/時の征者』をひっさげてのワールドツアーです。
今回、日本の3公演はすべてSOLD OUT。
会場近くには、ダフ屋のおじさんもいてちょっとびっくりでしたが、
人見記念講堂の前は、完全にover50のファンで埋め尽くされていました。
17時開演。ステージは2部構成。
第1部
オープニングは『HOLD OUT』からの「Boulevard」で始まりました。
ジャクソン・ブラウンはサングラスをかけ、、
髭をたくわえてる模様。(白いお髭なので遠目ではよくわかりません)
ツアーメンバーは、15年来のバンド・メンバーであるケヴィン・マコーミック(ベース)、
マーク・ゴールデンバーグ(ギター)、モーリシオ・ルワック(ドラムス)、
ジェフ・ヤング(キーボード、バック・ヴォーカル)に、
今回からヴォーカリストのシャヴォンヌ・モリスとアリシア・ミルズがブラウンが新たに参加。
女性ボーカルのシャヴォンヌとアリシアがパワーがあってすごくいいです!
3曲目は、「次はとても古い歌です」と紹介して「Fountain Of Sorrow」を演奏。
♪引き出しにしまってあった
思い出の写真を見ていたら
きみの写真が目にとまった♪という言葉から始まる歌。
大好きなアルバム『Late For The Sky』に入っている曲で、
聴いているうちに、涙がぽろぽろ出てきてしまった。感動。。。。
すごくよかった!このコンサートで一番よかったかもしれません。
そして、ニューアルバムから3曲。
「60sの曲です。と言っても60年代の曲じゃなくて(笑)、
60歳になって作った曲ってことだよ」と
ジャクソン・ブラウンが紹介したのが「 Off Of Wonderland」。
新しいアルバムではこの曲が一番好きですね。いい曲です。
そして、新曲が続き、前半の盛り上がりは
「Doctor My Eyes」から「About My Imagination」のメドレーで終了。
第2部
ステージの袖からアコースティックギターを抱えたジャクソン・ブラウンが登場。
ファーストアルバムに収録されている「Something Fine」から始まりました。
次の曲は「These Days」。
演奏の前に、「これは、トキモリさんが僕のために作ってくれたギターなんだ。
トキモリさんのために歌います」と紹介。
註)トキモリさんとは、谷口守利さんのことで、
谷口さんはジャクソン・ブラウンが日本のギタービルダーで唯一認めた人です。
*TGWのHPを参照
(追記:谷口守利さんの弟さんの谷口富士男さんからコメントをいただきました。ありがとうございます。
素晴らしいお話、そして谷口守利さんのご冥福をお祈りいたします)
新曲が続いたあと、会場からのリクエストに応えて「Rock Me On Water」。
♪Rock Me On Water〜♪のフレーズがやけに懐かしいです。
そしてラストは「The Pretender」から「Running On Empty」へ、
最強曲で迫るエンディングへ突入です。
のんきに客席に座っている場合ではありません。
「The Pretender」を聴くと、「あ〜もう終わっちゃうのかな〜」と思うんですね。
静かに聴いていたOver50のファンも
ラストの「Running On Empty」では総立ち。
いや〜、やっと盛り上がりました(汗)。
アンコールはあの名曲 「The Load-out〜Stay」 。
♪「People stay just little bit longer
We want to play-just a little bit longer♪
ライブで一緒に歌えた「Stay」。
ほんとに来て良かった。会場が一体になった「Stay」は
本当に素晴らしかったです。
そして、アンコールのラストは「I Am A Patriot」 。
全25曲、休憩を入れて3時間にもわたるコンサートは幕を下ろしました。
最後、客席に向けて大きく手を振り、
右手を左の胸にあて、日本風に大きくおじぎをしたジャクソン・ブラウン。
そのしぐさが誠実な彼らしくて、胸にジーンときました。
ステージに袖に消えてゆく彼の後姿は、ものすごくかっこよかった。
背筋をしゃんと伸ばし、まっすぐ前を見つめて歩く。
彼の生き方をその背中に見たように感じました。
●コンサート雑感
帰り道、ほかの人も言っておりましたが、
ニューアルバムのプロモーションツアーというのは十分わかっているのですが、
『Hold Out』以前の古い曲をもっとやってほしかったです。
この日はニューアルバム10曲から8曲を披露。
予習してきたとはいえ、まだ新しい曲は馴染みが薄く、
観客もちょっとのりきれない部分があったのでないかと思います。
あ、でもニューアルバムもすごくいいんですよ!
今も現役のジャクソン・ブラウンここにありといったライブでした。
でも、もう少し、昔の歌も聴きたかったかな♪
*大阪や24日の新宿厚生年金会館のコンサートでは、
なんと「Late For The Sky」を演奏したとのこと、
残念です。聴きたかったです。
ジャクソン・ブラウン。昔よりちょっとキーが低い曲もありましたが、
今でもまったく変わりません。
ほんとすごく素敵でした。今でも大好き!
来年にはデヴィッド・リンドレーとのアコースティックライブの来日の噂もあるそうですので、
楽しみに待ちたいと思います。
●11月22日 人見記念講堂 セットリスト
第1部
1. Boulevard
2. The Barricades Of Heaven
3. Everywhere I Go
4. Fountain Of Sorrow
5. Time The Conqueror
6. Off Of Wonderland
7. Live Nude Cabaret
8. Culver Moon
9. Giving That Heaven Away
10.Doctor My Eyes
11.About My Imagination
(休憩)
第2部
12.Something Fine
13.These Days
14.For Taking The Troubles
15.Lives In The Balance
16.Going Down To Cuba
17.Just Say Yeah
18.The Drums Of War
19.Far From The Arms Of Hunger
20.Rock Me On The Water
21.The Pretender
22.Running On Empty
アンコール
23.The Load-out〜Stay
24.I Am A Patriot
ジャクソン・ブラウンを聴いていたのは、もうかれこれ30年以上前のこと。
彼の少し枯れ気味の声が好きだった。
彼の繊細なまでの歌詞が好きだった。
心の奥にまっすぐに届く彼の歌が、大好きだった。
「聴く」というより、「聴き込む」と言ったほうがいいのかもしれない。
高校生から大学生の頃、誰かを好きになっては聴き、
失恋しては聴き、人生に悩んでは聴き、いつもジャクソン・ブラウンの音楽がそばにあった。
レコード盤に針を落とし、音に耳を傾け、歌詞を読みながら、何度も泣いた。
とくに「Late For The Sky」では本当によく泣きました。
今でもイントロを聴いただけで泣けます。
そんな頃もあったのです。
1972年のデビューアルバムから『For Everyman』
『Late For The Sky』『The Pretender』『Running On Empty』『Hold Out』。
私が聴いていたのは1980年の『Hold Out』頃まで。
私のジャクソン・ブラウンはそこで止まってしまった。
ベスト盤を除けば、2005年の『Jackson Browne Solo Acoustic Vol.1』まで、
彼の音楽はほとんど聴いていなかったのです。
80年代、デヴィッド・ボウイもブルース・スプリングスティーンもローリング・ストーンズも
3曲歌っただけで帰ってしまったジョー・コッカーも見てるいるというのに、
あんなに好きだったジャクソン・ブラウンのコンサートだけは、
今まで見たことがなかったのです。
ジャクソン・ブラウンも今年で60歳。
ようやく彼のライブを見ることができます。

●念願だっジャクソン・ブラウンのコンサート
11月22日、昭和女子大学人見記念講堂で行われた
ジャクソン・ブラウンの来日コンサートへ行ってきました。
彼にとっては6年振りのニューアルバム
『Time The Conqueror/時の征者』をひっさげてのワールドツアーです。
今回、日本の3公演はすべてSOLD OUT。
会場近くには、ダフ屋のおじさんもいてちょっとびっくりでしたが、
人見記念講堂の前は、完全にover50のファンで埋め尽くされていました。
17時開演。ステージは2部構成。
第1部
オープニングは『HOLD OUT』からの「Boulevard」で始まりました。
ジャクソン・ブラウンはサングラスをかけ、、
髭をたくわえてる模様。(白いお髭なので遠目ではよくわかりません)
ツアーメンバーは、15年来のバンド・メンバーであるケヴィン・マコーミック(ベース)、
マーク・ゴールデンバーグ(ギター)、モーリシオ・ルワック(ドラムス)、
ジェフ・ヤング(キーボード、バック・ヴォーカル)に、
今回からヴォーカリストのシャヴォンヌ・モリスとアリシア・ミルズがブラウンが新たに参加。
女性ボーカルのシャヴォンヌとアリシアがパワーがあってすごくいいです!
3曲目は、「次はとても古い歌です」と紹介して「Fountain Of Sorrow」を演奏。
♪引き出しにしまってあった
思い出の写真を見ていたら
きみの写真が目にとまった♪という言葉から始まる歌。
大好きなアルバム『Late For The Sky』に入っている曲で、
聴いているうちに、涙がぽろぽろ出てきてしまった。感動。。。。
すごくよかった!このコンサートで一番よかったかもしれません。
そして、ニューアルバムから3曲。
「60sの曲です。と言っても60年代の曲じゃなくて(笑)、
60歳になって作った曲ってことだよ」と
ジャクソン・ブラウンが紹介したのが「 Off Of Wonderland」。
新しいアルバムではこの曲が一番好きですね。いい曲です。
そして、新曲が続き、前半の盛り上がりは
「Doctor My Eyes」から「About My Imagination」のメドレーで終了。
![]() | 時の征者 (2008/10/01) ジャクソン・ブラウン 商品詳細を見る |
第2部
ステージの袖からアコースティックギターを抱えたジャクソン・ブラウンが登場。
ファーストアルバムに収録されている「Something Fine」から始まりました。
次の曲は「These Days」。
演奏の前に、「これは、トキモリさんが僕のために作ってくれたギターなんだ。
トキモリさんのために歌います」と紹介。
註)トキモリさんとは、谷口守利さんのことで、
谷口さんはジャクソン・ブラウンが日本のギタービルダーで唯一認めた人です。
*TGWのHPを参照
(追記:谷口守利さんの弟さんの谷口富士男さんからコメントをいただきました。ありがとうございます。
素晴らしいお話、そして谷口守利さんのご冥福をお祈りいたします)
新曲が続いたあと、会場からのリクエストに応えて「Rock Me On Water」。
♪Rock Me On Water〜♪のフレーズがやけに懐かしいです。
そしてラストは「The Pretender」から「Running On Empty」へ、
最強曲で迫るエンディングへ突入です。
のんきに客席に座っている場合ではありません。
「The Pretender」を聴くと、「あ〜もう終わっちゃうのかな〜」と思うんですね。
静かに聴いていたOver50のファンも
ラストの「Running On Empty」では総立ち。
いや〜、やっと盛り上がりました(汗)。
アンコールはあの名曲 「The Load-out〜Stay」 。
♪「People stay just little bit longer
We want to play-just a little bit longer♪
ライブで一緒に歌えた「Stay」。
ほんとに来て良かった。会場が一体になった「Stay」は
本当に素晴らしかったです。
そして、アンコールのラストは「I Am A Patriot」 。
全25曲、休憩を入れて3時間にもわたるコンサートは幕を下ろしました。
最後、客席に向けて大きく手を振り、
右手を左の胸にあて、日本風に大きくおじぎをしたジャクソン・ブラウン。
そのしぐさが誠実な彼らしくて、胸にジーンときました。
ステージに袖に消えてゆく彼の後姿は、ものすごくかっこよかった。
背筋をしゃんと伸ばし、まっすぐ前を見つめて歩く。
彼の生き方をその背中に見たように感じました。
●コンサート雑感
帰り道、ほかの人も言っておりましたが、
ニューアルバムのプロモーションツアーというのは十分わかっているのですが、
『Hold Out』以前の古い曲をもっとやってほしかったです。
この日はニューアルバム10曲から8曲を披露。
予習してきたとはいえ、まだ新しい曲は馴染みが薄く、
観客もちょっとのりきれない部分があったのでないかと思います。
あ、でもニューアルバムもすごくいいんですよ!
今も現役のジャクソン・ブラウンここにありといったライブでした。
でも、もう少し、昔の歌も聴きたかったかな♪
*大阪や24日の新宿厚生年金会館のコンサートでは、
なんと「Late For The Sky」を演奏したとのこと、
残念です。聴きたかったです。
ジャクソン・ブラウン。昔よりちょっとキーが低い曲もありましたが、
今でもまったく変わりません。
ほんとすごく素敵でした。今でも大好き!
来年にはデヴィッド・リンドレーとのアコースティックライブの来日の噂もあるそうですので、
楽しみに待ちたいと思います。
●11月22日 人見記念講堂 セットリスト
第1部
1. Boulevard
2. The Barricades Of Heaven
3. Everywhere I Go
4. Fountain Of Sorrow
5. Time The Conqueror
6. Off Of Wonderland
7. Live Nude Cabaret
8. Culver Moon
9. Giving That Heaven Away
10.Doctor My Eyes
11.About My Imagination
(休憩)
第2部
12.Something Fine
13.These Days
14.For Taking The Troubles
15.Lives In The Balance
16.Going Down To Cuba
17.Just Say Yeah
18.The Drums Of War
19.Far From The Arms Of Hunger
20.Rock Me On The Water
21.The Pretender
22.Running On Empty
アンコール
23.The Load-out〜Stay
24.I Am A Patriot





甘くて酸っぱくて楽しくて悲しくて・・・そんな青春の1ページなのですね〜。
念願だったジャクソン・ブラウンのコンサートは、
とても素敵な時間だったようですね♪
その曲を聴くとあの時、あの頃を想い出す。
そんな素敵な曲との出会いは大切なものですよね。
私が高校時代にとてもよく聴いていたのは
ペット・ショップ・ボーイズとHall&Oates
そして、カルチャークラブにWHAM!でした。
WHAM!が解散した後も、ジョージ・マイケルの歌声が好きで聴いていたのですが、
ジョージ・・・なんだか途中でおかしなことになっちゃって(汗)
今でもその頃に聴いていた曲を聴くと
懐かしくなって、キュンとします。(^^)
でもね、ずっと忘れていて(笑)、4年前くらいに「来日公演」のことを知って、
「そうだ、ジャクソン・ブラウンどうしてるんだろう?」と気になったんですよ。
音楽ではジャクソン・ブラウン、本では村上春樹。
あの頃、本当によく読んだり聴いたりした素敵な人たちです♪
>ペット・ショップ・ボーイズ、Hall&Oates、カルチャークラブにWHAM!
わ〜懐かしいですね〜。音楽雑誌の仕事をしていた頃、
本当によく聴きました。あの頃はまだウォークマンで、
新譜聴くのに時間がなくて、いつもウォークマンで聴いていて、
そのせいか街の風景なども曲を聴くと思い出します♪
These Daysを演奏する前に話してくれていたのは、まさしく谷口守利、兄の事です。
兄は一昨年の9月に他界しました。
TGW自体は残っていますが、創設者である兄は11月のジャクソンのコンサートは観ることが無かったのです。
ジャクソンに自分が呼ばれ話してきましたが、やはりジャクソンもショックを受けていました。
ライヴで兄の事を話してくれ、兄の好きだったThese Daysを始めた時は何とも言えない、気持ちでした。
おそらく、日本の一ギター職人の事を話してくれた・・そんなライヴは初めてでした。
リハーサルやライヴが終わった後、心配そうに自分の傍に居てくれたジャクソン、改めて心の温かい人だと感じました。
コメント、本当に感謝致します。
ではメールにて。